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ファイトケミカルとは?

植物に含まれる化学物質で[抗酸化力][免疫力]のアップを手助けしてくれる物質。
健康で長寿を目指す人には是非読んで下さい。
●抗酸化力
“ファイトケミカル”とは、野菜、果物、豆類、芋類、海藻、お茶やハーブなど、植物性食品の色素や香り、アクなどの成分から発見された化学物質です。抗酸化力、免疫力のアップなど、健康維持・改善に役立つのではないかと期待され、研究が進んでいます。
注目したいのは
抗酸化力です。私たち生物は、鉄がサビることと同様、放っておくとしだいに酸化してしまいます。酸化とは物が酸素と結びつくことです。とくに酸化力の強い酸素を活性酸素といい、これを取り去ること(還元)、すなわち酸化を防ぐちからである抗酸化力は、生命を若々しく維持するちからとして注目を集めています。
酸化は、さまざまな病気や老化の原因とされ、がんや認知症、生活習慣病とも密接な因果関係があるといわれています。これらの疾患に対してビタミンやミネラルとともに、ファイトケミカルを上手に摂り入れることにより、予防に役立てるのではないかと期待されています。
●身近なファイトケミカル
赤ワインに含まれていることで話題になったポリフェノールも、ファイトケミカルの一つです。これも活性酸素を取り去る抗酸化力があります。このほか、緑茶に含まれるカテキン、大豆に含まれるフラボノイド、ニンジンやカボチャなどに含まれるカロテン類など、現在発見されているファイトケミカルは約1500種類※。ほとんどの植物に含まれ種類も多く、バラエティーに富んでいます。
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●自然界で生き残った植物の生命力
自分で好ましい環境のところへ移動できる動物と違い、植物は過酷で変化の多い環境で生きていかなければならないため、動物とは異なる自己防衛能力を授かりました。
●強い紫外線や雨風にさらされても移動できない植物
酸化を防ぐ抗酸化力、抗菌力を自らもっています。害虫や動物から逃げられない植物は、臭いを出して遠ざけることもあります。身を守るために植物が自ら作り出した色素や香り、辛み、苦みなどに含まれる機能性成分がファイトケミカルです。
●ヒトはファイトケミカルを作り出すことはできません
だから、それらを含んだ野菜や果物を食べることで、植物のちから=ファイトケミカルを摂り入れ、抗酸化力や免疫力をアップさせ、生活習慣病やアンチエイジングに活用できます。
あざやかな色と香り高い植物性の食品は、視覚や嗅覚からも私たちを楽しませ、苦みや渋み、辛み成分などは深みのある味わいを生み出します。

●ファイトケミカルは沢山の種類があります
ファイトケミカルは約1万種あるといわれ、大きく分類するとポリフェノール系、カロテノイド系、イオウ化合物系、テンペル類、グルカン類などがありそれぞれ働きがあります。

●健康の基本は、毎日の食事が肝心です
食べ物には多種多様な成分が含まれているため、体内に吸収されると互いに助け合いながら、カラダへの相乗効果を発揮します。多種類の野菜や果物をバランスよく摂り、さまざまな種類のファイトケミカルの効果を摂り入れてください。

●ポリフェノール系
植物が光合成を行うときにできる物質の総称。本来、植物自身が生きるための物質ですが、ヒトの体内に入っても、抗酸化物質として有効にはたらくことがわかっています。水に溶けやすく、吸収されやすいのも特徴です。

サポニン
大豆などに含まれている渋みや苦味の主成分です。大豆を煮ると泡立つものがサポニンです。抗酸化作用があり、脂質やコレステロールを取り除くはたらきがあるといわれています。

イオウ化合物
強い刺激臭でその臭い成分が抗酸化力を発揮します。血行、血流の改善作用もあり、強い殺菌力があるため、食中毒を防ぐ薬味としてもよく使われます。

カロテノイド類
動植物に含まれる色素成分。抗酸化力が強く、活性酸素から身を守り、がんや生活習慣病を抑制するはたらき、美肌効果やシミ予防、目の健康を維持するのにも効果を発揮するといわれています。

テルペン類
ハーブや柑橘類などの特有の香りと苦味成分です。抗酸化作用があり、生活習慣病を防ぎ、香りは、抗うつ作用が期待されるものもあります。